薬ネット販売解禁へ 安易な省令規制に警鐘


今回の判決では、

ネット販売については全面的にOKということは言っておらず、あくまで、

現在の改正薬事法では
ネット販売の規制はできないという事、ですね。

今後、法改正が議論されるでしょうが

ネット販売の方向に向かうのは、時代のニーズだと思います。

ある程度自己責任にはなるでしょう。

その「ある程度」がどのようなものか。

試しに、ケンコーコム にアクセスして

第一類のロキソニンを選択し、カートまで進んでみました。

まず、「注意事項」については、

1.下記の当てはまる項目をチェックしてください。

2.ご購入いただく前に、下記の注意事項をお読みください。

この2か所は、機械的に同意して、先に進んでしまいますね。

NGになっても、選択解除して、先へ進めます。

普通にネットある光景(仕様)です。

それから薬剤師への相談方法を確認(↓コピペ)。

1.この商品について、薬剤師に問い合わせフォームから相談する

2.この商品について、薬剤師に電話で相談する
受付時間:平日10:00~17:00
フリーダイヤル:0120-7109-56
(携帯電話からは 0948-21-7156)

3.この商品について、薬剤師にTV電話(FOMA)で相談する
受付時間:平日10:00~17:00
電話番号:080-1733-9841
TV電話機能がついている、NTTドコモのFOMA端末のみご利用できます。
通話料は、お客様のご負担となります。ご了承ください。

4.このほか、購入手続きに関するお問い合わせ: info@kenko.com

テレビ電話まであるんですね(*^^)

追加するとしたら、スカイプやLINEなども良いのでは?!

至れり尽くせりですが、

店頭でも薬剤師に別に相談してませんがね。

そもそも、店頭であってもネットであっても、

薬剤師は何を確認しているのでしょう??

安全性という概念は分かりますが、

明確に、定量的には確認不能だと思うのですよね。

ちょっと言い方は軽いのですが、OTCは世間話のレベルでは?!

(もちろん医療用医薬品は別です)

ネット販売だと、服用する量(≒販売個数)が制限できないから問題というのであれば、
今だって、薬局をはしごすれば、いくつも買えてしまうわけですし。

ネット販売だと、そもそも間違った薬を服用してしまう可能性があるのが問題というのであれば、
今だって、薬剤師と会話せず買ってしまっている人はいるでしょうし。

自己責任でいきましょう!

と思ってしまうのは、私だけではないでしょう(*^^)

それより心配なのは!!!

広告表現のさらなる規制です。

まあ強まるでしょうね。

Yahoo!リスティング広告は年々厳しくなってますし、

これでGoogleアドワーズまでYahoo!化したらどうなるんでしょう。

本業のWEBコンサルティング では、もちろん、

過度な広告表現を提案はしてませんが、私としては、そちらの方が心配です。


これが、時代のニーズなのでしょうか?!

それとも時代の流れなのでしょうか?!