M(通貨量) × V(通貨の流通速度) = P(価格) × Y(流通量)

※左辺は、実体経済の、通貨で買った取引総額。
※右辺は、実体経済の、商品を売った取引総額。
※Vの通貨の流通速度とは、政府、銀行、個人の3社間での流通速度。

この4つの項目のバランスの増減で、インフレ・デフレ、バブル・暴落などが発生します。

勘の良い方ならすぐ気づくと思いますが、

先頭のM(通貨量)は通貨発行権である日銀にしかできません。

しかもこの公式に従えば、

この権利を有すれば、経済をコントロールできてしまいます。

いずれにしても、そういった裏話はさて置き(というか貨幣経済の本質ではありますが)、

現在、TVで騒がれているインフレターゲットとは

目標のインフレ率を設定し、
M(通貨量)を増やして、経済をコントロールして、
デフレ→マイルドなインフレにしていきましょう、

という話です。