2/24のロシアによるウクライナ侵攻以来、改めてプーチンに良くも悪くも再評価が下されているが、経営的な視点から見るに、プーチンはロシアという国家をどうしたいのかどうしていきたいのかが全く見えない。


存命中はこのまま強権資本主義でいくのだろうが、ロシアの男性平均寿命67歳からするとプーチンももはや高齢の域だし、取り巻きの幹部も皆同じような年齢で忠誠を誓っている数名の幹部が徐々に亡くなっていけば結束力も少しづつ弱まっていき、いずれは体制が揺らいでいくのは目に見えている。

後継者の話は一切聞こえてこない。

自分が生きている間だけ良ければ良いのだろうが、亡くなる寸前まで幹部が全員生きているという保証はないし、プーチンが先に亡くなったら残された幹部はどうなる?
69歳のプーチンもあと10年は生きることはできたとしても、20年は疑わしい。
その間判断力の低下もある。


わずか10~20年後のロシア。
数年後かもしれない転換点のロシア。
SNSで本当のことを知っているロシアで生きる若い世代のためにも、今度こそは、西側の、(ある程度真っ当な)支援を受けて自由な国家になっていると期待したい。


今日は3月16日だけどロシアはデフォルトする?